太田市の57歳の男性会社員が、SNSで知り合った韓国人女性を名乗る相手から投資話をもちかけられ、現金と電子マネーあわせて730万円をだまし取られたと太田警察署に届け出ました。警察はロマンス詐欺事件とみて捜査しています。
警察によりますと、男性は相手から「投資をやっている。1千万円集めれば、1回の取引で15パーセントの利益が出る」などと持ちかけられ、8月から9月にかけて5回にわたり、現金と電子マネーあわせて730万円を指定の送付先や口座に送金しました。
投資用アプリで利益が出ているように表示されていたものの、引き出すのには手数料が必要と告げられ、不審に思って家族に相談して詐欺と指摘されたということです。
男性は、「ロマンス詐欺の手口を知らなかった。自分が騙されるとは思わなかった」と話しているということです。


