27年大河ドラマ「逆賊の幕臣」、群馬県内の経済波及効果は107億円 群馬経済研究所が推計

群馬県ゆかりの小栗上野介を主人公にして2027年に放送が予定されているNHKの大河ドラマ「逆賊の幕臣」の経済波及効果について群馬経済研究所が試算を行い、県内の経済波及効果は107億円にのぼると推計しました。

過去に放送された大河ドラマの主な舞台となった都道府県の観光客数の増加率を計算し、これをもとに観光客の増加数を推計、観光消費額などを試算しました。
その結果、県内の観光客数は133万人増加すると見込まれ、これによる県内の経済波及効果は107億円と推計しました。経済波及効果の内訳で最も額が大きいのは、宿泊や飲食などの「対個人サービス」のおよそ43億円で、次いで鉄道・バスなどの「運輸・郵便」がおよそ25億円、土産品の販売などの「商業」がおよそ9億円と見込まれています。
ただ、この推計は過去のドラマの主な舞台の観光客数を参考にしたものなので、期待通りの経済波及効果が得られるかどうかはドラマの舞台設定や人気に左右されそうです。

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