JR東日本は18日、お盆期間中の輸送概況を発表し、全体の乗客数は去年よりわずかに増加しました。
8月8日から17日までの10日間の新幹線・在来線の乗客数は474万9千人で、去年の同じ時期より7パーセント増えました。上越新幹線の高崎・大宮区間や北陸新幹線の高崎・軽井沢間の期間中の利用客も、いずれも去年よりわずかに増加しています。JR東日本高崎支社によりますと、インバウンド需要や、期間中おおむね天候に恵まれたことから増加につながったとみられます。ただコロナ禍前の2018年の乗客数より4パーセント少なく、コロナ禍前の水準にはわずかに届いていません。いっぽう特急・草津は下りのピークが8月9日、上りのピークが11日で、期間中の乗客数は下りがおよそ7200人、上りがおよそ6100人で、ともに去年より10パーセント以上増加しました。