県が狩猟免許と豊富な狩猟経験を持つ捕獲対策専門職員を起用 クマ被害対策へ

クマ被害の増加を受けて、県は狩猟免許・狩猟経験をもつ県職員を捕獲対策専門職員として起用し、クマ対策業務を強化します。

14日付けで捕獲対策専門職員として自然環境課に配属されたのは、富岡森林事務所 林業政策係長の中山寛之さん(48)です。県自然環境課によりますと、中山さんはクマやイノシシなど20年以上の狩猟経験があり、群馬中央猟友会に所属し、警察所管の県射撃指導員や 新人射撃研修の講師などを担っています。今後はクマ対策事業の検討や実施、捕獲に関する市町村への助言、指導、知事を中心とする県庁職員狩猟免許取得チームの企画運営などに携わるということです。

中山さんは「野生動物と人間の境界線がなくなってきている。今まで得た知識や経験を活かしたい」と意気込みを話しました。

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