プラごみ削減に向け群馬県とウォータースタンドが協定締結 県庁等にマイボトル用給水器を設置


プラスチックごみの削減に向けてマイボトルの利用を広めようと、群馬県は県庁や県有施設など4カ所にマイボトル用の給水器を設置しました。県がウォーターサーバー事業を手がける埼玉県のウォータースタンド株式会社とプラスチックごみ削減の推進に関する協定を結んで設置したもので、28日協定締結式が行われました。県がプラごみ削減推進に関する協定を企業と結ぶのは初めてです。

協定ではマイボトル用給水器の活用や官民連携によるプラごみ削減、啓発などに連携して取り組むと定めています。マイボトル用給水器は県庁、県立図書館など県内4カ所に設置され、今後も設置場所を増やす方針です。

28日の協定締結式で県の永井浩二環境森林部長は、2050年に向け「ぐんま5つのゼロ宣言」の1つ、「プラスチックごみゼロ」実現を目指しているとして、「マイボトルの活用がひろがり、県民意識、ライフスタイルの変革につながるよう取り組みたい」と話しました。

ウォータースタンドの本田均代表取締役は「ペットボトルを減らすことができる。群馬県と一緒にプラスチックごみ削減に取り組んでいきたい」と挨拶しました。県内では前橋市、藤岡市など5市町村もウォータースタンドと同様の協定を結んでいます。

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