外国人の不法就労をなくし、秩序ある共生社会を実現しようと群馬県は「ストップ不法就労・共生ぐんま宣言」をまとめ、賛同する11の業界団体と知事で26日調印式を行いました。
調印した団体は、商工団体をはじめ農林、福祉など多岐にわたります。宣言には、不法就労を認めないこと、適正な労働条件を守ること、多文化への理解を促進することが盛り込まれています。
山本一太知事は記者会見で群馬県の現状について、「不法就労者の摘発人数が全国ワースト3位。
外国人県民が地域経済を支える存在になる一方で、地域住民と様々な問題が生じていることも事実」と述べ、ルールを守らない外国人県民をなくして、県民が安心して暮らせ、ルールを守る外国人にとっても暮らしやすい群馬県にしていきたいとしました。