桐生市の住宅3棟全焼火災 外国人男女を放火の疑いで逮捕

桐生市内の住宅で今年5月に住宅3棟が全焼した火事で、ブラジル人の女とベトナム人の男が13日、現住建造物等放火の疑いで群馬県警に逮捕されました。逮捕されたのは千代田町に住むブラジル人の女(57歳)と、既に入管難民法違反・不法残留の疑いで逮捕されていたベトナム人の男(24歳)です。

県警捜査一課によりますと容疑者らは共謀して今年5月15日午後1時40分頃、桐生市東の65歳の男性が住む木造2階建て住宅に火をつけ、男性の住宅と隣接する木造家屋2棟あわせておよそ226平方メートルを全焼させた疑いが持たれています。また近隣の住宅10棟も外壁や雨樋など一部が焼けおよそ5時間半後に鎮火しました。けが人はいませんでした。

警察は捜査に支障があるとして2人の認否を明らかにしていません。被害者の男性は容疑者の女と知人関係だったとみられます。実況見分で放火を示す痕跡が確認され、防犯カメラの映像などから容疑者が浮上したということです。警察で動機や詳しい状況について捜査しています。

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