群馬県の最低賃金を1063円とする答申 群馬地方最低賃金審議会が群馬労働局に提出


群馬地方最低賃金審議会は26日、群馬県の最低賃金を現行から78円引き上げて1063円とする答申を群馬労働局に提出しました。1000円を超えるのは今回が初めてで、引き上げ幅は時間額で示す方式になった2002年以降最大です。

審議会は公益委員と労働者側委員、使用者側委員で構成され、米本清会長によりますと、労働者側から近隣の県の水準と同等にするため、引き上げを国が指定する63円にさらに20円を加えて83円とする意見が出ましたが、総合的に判断して78円引き上げの答申となりました。群馬労働局によりますと、26日の答申に沿った最低賃金の引き上げを9月24日に官報公示し、来年3月1日に発効する予定です。

最低賃金は雇用形態に関わらず、県内の事業所ではたらく全ての労働者とその使用者に適用されます。

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