群馬県の地価、33年ぶりに下げ止まり 地価調査で全用途の平均変動率が0.0%

土地取引の指標となる今年7月1日現在の群馬県の地価調査の結果が16日公表されました。
全用途358地点の平均変動率は0.0%で、1993年に下落に転じて以来、33年ぶりに下げ止まりました。変動率がプラスの地点は133地点で、前年度と比べて18地点増えました。

用途別の対前年変動率は、住宅地がマイナス0.4%で、33年連続の下落となった一方、商業地はプラス0.6%で2年連続の上昇となりました。住宅地は、高崎市、太田市の駅周辺の生活利便性の高い中心部やベッドタウンとして需要のある吉岡町で地価の上昇が顕著で、需要がやや外延部にも広がり地価上昇地点の範囲も拡大しました。
商業地は、太田、高崎、前橋などでは再開発事業や民間企業による整備が進み中心商業地の地価が上昇傾向を維持しています。また、草津町では新たな店舗の開業に加え、大型ホテルの建設が進み
地価が大きく上昇しました。

群馬県内の最高価格地点は、住宅地は6年連続で高崎市北双葉町で1平方メートルあたり13万6000円、商業地は2年連続で高崎市栄町で1平方メートルあたり43万7000円でした。

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