群馬県内でイネカメムシ増加 県が発生予察注意報の対象区域を拡大

イネに被害を及ぼしてコメの収穫量減少などを招く害虫イネカメムシが群馬県内で増加し、県は7月18日に邑楽館林地域に出した発生予察注意報の対象地域を8月7日、県中部、西部、東部地域にも拡大しました。

県農業技術センターの調査では去年の同じ時期にイネカメムシが捕獲・確認されなかった地点で捕獲や確認があいつぎ、太田市の7月下旬のすくい取り調査の捕獲数は去年のおよそ14倍でした。今後、イネカメムシが増加しやすい高温の日が続くと見込まれ、県では農家への注意呼びかけとともに、農薬による防除などの対策を呼びかけています。

イネカメムシは体長およそ1.3センチで、水田に侵入してイネにつきコメが実らなくなったり黒い斑点が出来るなどの被害を及ぼします。

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