仕事を求める人1人に対して企業から何人の求人があるかを示す5月の有効求人倍率が公表され、群馬県は1.30倍で前の月を0.01ポイント下回り2ヶ月連続で低下しました。1.30倍は、3年9ヶ月ぶりの低い水準です。
厚生労働省群馬労働局によりますと、5月の新規求職者数は4ヶ月連続で減少しましたが、新規求人数も8ヶ月連続で減少しています。物価高騰などの影響をうけて業績が悪化し、求人を控えている企業が多い状況だということです。
群馬労働局は、求人の数が求職者数を上回って推移しているものの雇用情勢の持ち直しの動きにやや弱さが見られるとして、物価上昇などによる影響に注意していく必要があるとしています。