夏の高校野球群馬大会は22日、上毛新聞敷島球場で準々決勝2試合を行い、 健大高崎と高崎が勝って25日の準決勝に駒を進めました。
第1試合の健大高崎対利根商業は、10対0(6回コールド)で第1シードの健大高崎が勝ちました。健大高崎は、2回表に長短4本のヒットなどで4点を先制し、4回に1点、5回に2点、6回に3点を加えて10対0で勝利しました。6番杉山のツーランのランニングホームラン、1番石田のツーランホームランなどで得点を重ねました。利根商は3本のヒットを打ちましたが得点に結びつきませんでした。第2試合の桐生第一対高崎は、6対2で高崎が勝ちました。高崎は4回表、一死満塁から6番関島が走者一掃のタイムリー2ベースを放つなどして4点を先制、6回にも2点を追加しリードを広げました。追う桐生第一は、6回7回に1点ずつ返しましたが、高崎のエース黒田がこの2点に抑えて完投し、第2シードの桐生第一を破った高崎が、夏の大会21年ぶりのベスト4進出を果たしました。
23日は、上毛新聞敷島球場で準々決勝の残り2試合、東農大二対前橋商業、前橋育英対桐生市商戦が行われ、ベスト4が出揃います。