高崎市は20日、デジタルを活用した最先端なまちづくりの推進に向けてフランス最大手のソフトウェア企業「ダッソー・システムズ」の日本法人と連携協定を結びました。県と連携して堤ケ岡飛行場跡地に最先端デジタル地区を開発する構想への活用も見込みます。
ダッソー・システムズは世界142ヶ国に拠点を置くソフトウェア企業で、実世界をデジタル空間に再現してシミュレーションを行うバーチャルツインの分野で優れた技術を持っています。富岡賢治市長が去年11月に山本一太知事と海外視察を行った際に訪問していました。
協定締結式で、富岡市長は「堤ケ岡飛行場跡地の構想も含めてまちづくに智恵を貸してもらいたい」と期待を示し、ダッソー・システムズ日本法人のフィリップ・ゴドブ社長は「ビジョンの実現に向けともに歩みを進めて行ければ」と話しました。協定では、デジタルイノベーションによる新たな成長産業の創出や人材の育成、利便性の高い住民サービスの提供など5項目について連携するとしています。