群馬県の山本知事 前橋市長のホテル問題後 県と市の事業に「マイナスの影響が出ている」


群馬県庁と前橋駅間の道路再編に向けて県と前橋市が21日まで実施中の「クリエイティブシティ構想」の社会実験について、山本一太知事は前橋市の小川晶市長のホテル問題の発覚後、「マイナスの影響が出ている」としました。

山本知事は20日の定例記者会見で、「事業の最終判断は知事と市長がやる。大きな方向を決めていく段階でいうとマイナスの影響が出ている」と話しました。宮前県土整備部長は、地域の方々から心配の声があがっているとして、「一刻も早く前橋市政が正常な状態に戻ることを願っている」と話しました。

また山本知事は小川市長から携帯のメールで今月上旬2度にわたり「話がしたい」という主旨のメールが届いていたことを明らかにしました。これについて山本知事は「市長との間に信頼関係がない。疑いをもたれる様なことは出来ない」などと話し「今の段階でお目にかかるつもりはない」としましたが、正式ルートで面会依頼があり、オープンな形であれば対話を検討する考えも示しました。

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