
市職員の既婚男性とホテルを利用していた問題をめぐり、前橋市の小川晶市長が続投を表明したことを受けて、前橋市議会は22日を目処に意見を集約することになりました。
市議会は20日に各派代表者会議を開き、富田公隆議長(写真左)によりますと「市長の主張は、市民から議会宛にいただく意見と乖離がある」「市民への説明責任を果たしていない」「第三者委員会を設置するべきだ」などの意見が出たということです。21日に小川市長が議会に説明する場を再度設け、22日を目処に各会派の意見をまとめたいとしています。小川市長は17日、市長職を続投し、任期中の自身の給与を50%削減する考えを示しました。
ところで、小川市長の続投について太田市の穂積昌信市長は20日の記者会見で、信頼回復が鍵になると指摘しました。穂積市長は、この問題で小川市長は少なからず市民の信頼を失ったとした上で「批判や説明責任に真っ正面から向かい合って市民と歩めるかどうか。信頼改善できなければ、また決断しなければならないこともあるなかもしれない」と述べました。


