アルツハイマー型認知症の予防・改善効果が期待できるサプリメント開発 桐生市の株式会社グッドアイが発表

アルツハイマー型認知症の予防・改善効果が期待できるというサプリメントを開発したと、群馬大学発のベンチャー企業 株式会社グッドアイが発表しました。

アルツハイマー型認知症は、脳の中にアミロイドβなどのたんぱく質がたまることで発症すると考えられていますが、2019年に北海道大学が「スフィンゴ脂質」という物質がアミロイドβの蓄積を抑える効果があるという研究結果を示しました。グッドアイでは群馬特産のこんにゃくから「スフィンゴ脂質」を抽出し、水に溶けやすくして特殊なカプセルに入れ、サプリメントとして摂取する方法を開発しました。カプセルに入れることで小腸まで届き、吸収されやすくなるということです。グッドアイではこの技術の特許を出願し、年明け頃にはサプリメントを販売したいとしています。

株式会社グッドアイの板橋英之取締役会長(群馬大学副学長)は「アルツハイマー型認知症を減らせると期待している」などと期待を込めました。また、今後も認知症関連のさらなる研究を進めるため、19日からクラウドファンディングを開始しました。

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