日銀前橋支店は1日、群馬県金融経済概況を発表し「県内景気は一部に弱めの動きが見られるが、緩やかに回復している」として、前回判断を8ヶ月連続で据え置きました。また、3ヶ月ぶりにすべての項目で前回判断を据え置きました。
今回の調査では、アメリカの通商関税政策による影響はデータには表れていないとして、今後先行きの不確実性の高まりによって企業の投資マインドが悪化する可能性があるということです。日銀前橋支店の宮将史支店長は、物価高が続くもとでの賃上げ動向と、個人消費の増加傾向の持続性について注視していくとしています。