子育て世代の支援や子どもの居場所確保のため、来年度から高崎市内すべての小学校で開門時間を早める決定をしたことを受けて、高崎市教職員組合と全群馬教職員組合は、この撤回を求める声明を出しました。声明は8月8日付けです。
組合側は、始業前にトラブルなどが発生した場合の対処が困難なことや、教員側の負担増加が見込まれるとして、開門時間を早めることに反対しています。また、大事な決定に話し合いの場がなかったことに憤りを感じるとしています。
一方、高崎市と市教委は、開門は小学校の警備や清掃などにあたる校務員が担当し、教員への負担をかけないとしていて、既に校長会でも了承を得ていると話しています。教職員組合と県教委は9月下旬に懇談の場を持ち、今後について話し合うということです。