ローソン32店舗で太陽光発電融通の実証実験 国内コンビニ初

KDDIグループとローソンは、群馬県内でローソンの店舗を結び太陽光発電の電力を融通しあう実証実験を行うと発表しました。

実証実験は、複数の市にまたがるエリアにある32店舗で行います。26店舗に太陽光発電設備や蓄電設備を設置し、これに発電設備も蓄電設備も設置できない6店舗を加え、あわせて32店舗の間で電力を最適に統合制御する検証を行います。

太陽光発電は天候に左右される弱点がありますが、複数の地点で発電することで補い合います。また、設備の設置な店舗へほかの店舗から電力を融通します。11月から3年間実証実験を行い、成果を踏まえて設置店舗数の拡大を検討します。

KDDIによりますと、太陽光発電の電力を複数の店舗で融通する取り組みは、国内コンビニエンスストア業界で初めてということです。群馬県とKDDIが再エネの導入促進などを目指すGX=グリーントランスフォーメーション推進の連携協定を結んでいることから、実証実験の地に群馬県を選びました。

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