今年のコメの作柄概況が発表され、群馬県内の予想収穫量は７万２０００トンで、去年に比べておよそ１万トン増える見通しであることがわかりました。作付面積が増えたことに加え、飼料用として作付けされたコメの一部を主食用に転換したのがおもな理由です。
１０アールあたりの予想収量は４９０キロで去年に比べてわずかに増える見通しです。農林水産省関東農政局によりますと、今年は気温が高い日が続いたため、稲穂が増えて多く実った一方、１粒１粒は小ぶりになる見通しということです。今年の県内の作付面積は１万４千７００ヘクタールで、去年よりも１９００ヘクタール増加する見込みで、２年連続の増加です。
