介護事業者からの様々な相談にワンストップで応じる窓口「介護職場サポートセンターぐんま」を群馬県が7日に開設しました。
介護現場でのロボットやICT活用に関する相談対応や、専門家の派遣、業務改善に関するセミナーなどで、事業者の負担改善や介護サービスの質の向上をはかります。窓口は事業を受託する公益財団法人介護労働安定センター群馬支部内に設置します。
7日に開かれた開所式で、群馬県の山本一太知事は「介護テクノロジーの導入によって現場の負担を軽減するだけでなく、利用者の満足度向上にもつながる画期的な取り組みだ」と話しました。介護労働安定センターの藤澤勝博理事長によりますと、群馬県の介護ロボやICT機器などの介護テクノロジーの普及率は関東1都6県で最も低く、現場から導入を望む声が大きいということです。