「愛郷ぐんまプロジェクト」で川場村のホテルが支援金を不正受給

コロナ禍で行われた宿泊等割引事業「愛郷ぐんまプロジェクト」で、川場村のホテル田園プラザが支援金を不正に受給していたと県が18日発表しました。

県観光リトリート推進課によりますとホテル田園プラザは2020年6月から、翌年12月までの間、宿泊していない人物47人の名前で55泊分の支援金を県に申請し、プロジェクトの支援金24万9000円を不正に受給したとしています。県が2度立ち入り調査を行い、12月2日の意見徴収でホテルが不正受給を認めて謝罪したということです。

県は不正受給分の返還を求め、ホテル側が返還する意思を示しているため、刑事告訴はしない方針です。山本一太知事は「極めて残念」として、「県として悪質性の高い不正受給には断固として対応する」と話しました。

愛郷ぐんまプロジェクトはコロナ禍に観光事業を支援しようと県が宿泊割引などを行ったもので、2020年6月から2年以上にわたり実施されました。

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