前橋市の小川晶前市長 市長選挙への出馬を表明


先月辞職した前橋市の小川晶前市長が17日記者会見を開き、来月行われる前橋市長選挙に出馬すると表明しました。

小川さんは市職員の既婚男性とホテルを利用した問題をめぐって、市議会で不信任決議案が可決される見通しになり、追い込まれる形で先月27日に辞職しました。17日の会見で小川さんは「政治家として責任を果たすには、やり残した公約を実現するしかない」と話し、再チャレンジすることを決意したと明らかにしました。

無所属で立候補し、推薦の依頼は考えていないということです。争点については、自分自身に対する判断を仰ぐ選挙と述べ、政策には初当選の際の公約を継続する考えを示しました。

前橋市長選挙をめぐっては、無所属で新人の弁護士 丸山彬さん(39)と、同じく無所属で共産党の推薦をうけた新人の元前橋市議 店橋世津子さん(64)がすでに出馬を表明しています。一方、立候補予定者説明会に出席し、動向が注目された県議の宮崎岳志さんは17日、出馬を見合わせると発表しました。選挙の構図や市議会の動向などを総合的に検討した結果としています。

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