山林にコンクリートなど廃棄物を不法投棄した疑い トルコ国籍の男など5人逮捕

渋川市の山林にコンクリートなどの廃棄物を不法投棄したとして、廃棄物処理会社役員の男ら5人が群馬県警に逮捕されました。

廃棄物不法投棄の疑いで逮捕されたのはトルコ国籍の廃棄物処理会社役員の男(46)ら20代から80代の外国籍の男4人と日本人1人です。県警生活環境課によりますと、男らは今年10月までの間、複数回にわたり渋川市北橘町赤城山の山林にコンクリートの塊や破片などあわせておよそ3トンあまりを不法投棄した疑いがもたれています。警察は捜査に支障をきたすとして5人の認否を明らかにしていません。

会社役員の男は埼玉県の産業廃棄物処理会社の代表取締役で、ほか4人は会社のアルバイト従業員や運搬役、投棄先の一部の土地所有者などとみられています。今年7月ごろから赤城山の周辺で不法投棄が増えていたため、県警と渋川警察署が合同で捜査にあたっていたところ、男らが浮上しました。

警察は、5人がほかにも不法投棄を行っていたとみて捜査しています。

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