群馬県内では細菌感染症のマイコプラズマ肺炎の患者が増加していて、過去最多に迫る勢いになっています。
県感染制御センターによりますと、26日までの1週間の県内1医療機関あたりの患者報告数は5・78人で、過去最多だった2012年第33週の5・88人に迫る勢いで増加しています。年齢別では子供の感染が多く、15歳未満の患者が全体の8割近くを占めています。
マイコプラズマ肺炎の感染経路は飛沫感染と接触感染で、2、3週間の潜伏期間を経て発熱や咳の症状が現れます。県は感染予防のため手洗いや換気を行うよう呼びかけるとともに、咳やくしゃみが出るときはマスクを着用するよう呼びかけています。
一方、インフルエンザも流行期も入っていて、26日までの1週間の県内1医療機関あたりの患者報告数は4・98人で、前の週の2倍以上になっています。


