群馬県吹奏楽連盟などで1600万円以上が使途不明 男性職員が不適正処理か


群馬県吹奏楽連盟と中部地区吹奏楽連盟は7日、両団体あわせて1600万円以上が使途不明になっていると発表しました。両団体では自営業の50代の男性が職員として1人で会計業務を行っていて、不適正な会計処理を行った疑いがあるとみられます。

2024年末頃から、大会の会場費やチケットなどの印刷費について業者から未払いの問い合わせがあり、会計監査を行ったところ、2024年度決算で繰り越し金として残っているはずの県連盟のおよそ1300万円と中部地区連盟のおよそ350万円が口座になく、使途不明になっていたということです。業者への未払いの総額はわかっていません。男性は両団体の聞き取りに対し、自営業の運営資金などにあてたとして「申し訳ない」などと話し、返済の意思を示したということです。両団体はことし4月に男性を職務停止としていて、警察への被害届を提出する方針です。この男性は中部地区連盟で2009年から、県連盟では2010年から会計担当をつとめていました。

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