群馬県の10月有効求人倍率1.23倍 7ヶ月ぶりに上昇

仕事を求める人 1人に対して企業から何人の求人があるかを示す群馬県の10月の有効求人倍率は1.23倍で、前の月を0.02ポイント上回り、7ヶ月ぶりに上昇しました。

厚生労働省 群馬労働局によりますと10月は前の月よりも有効求人数が1%あまり増加した一方、有効求職者数は微減しました。10月の産業別の新規求人数は、医療・福祉、卸売・小売業で前の年の同じ時期より10%以上増加しましたが、宿泊・飲食サービス、情報通信業、製造業など多くの産業で減少しました。物価高に伴う材料費の高騰や賃上げの動きなどにより、求人を控える企業が増えたということです。

群馬労働局は求人数が求職数を上回っているものの、求人はゆるやかに減少していて、物価上昇などが雇用に与える影響に十分注意していく必要があるとしています。

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