SNSなどで犯罪の実行者を募集する「闇バイト」の防止に向けて、群馬県の山本一太知事と倉木豊史県警本部長が13日そろって記者会見し、闇バイト撲滅宣言を行いました。
山本知事は「闇バイトは紛れもない犯罪で、犯行に加担すれば一生を台無しにする」と強調し、倉木本部長は「犯行に手を染める前に警察に相談していただきたい」と呼びかけました。撲滅宣言では、闇バイトを「探さない」「応募しない」「実行しない」の3項目を呼びかけています。知事のメッセージ動画を県の公式ユーチューブチャンネル「tsulunos」で配信するなどして周知を図ります。
県警によりますと、去年1年間に群馬県内では、SNSの情報に応募して特殊詐欺に加担したとして15人が検挙されました。