
安中市と富岡市で発見された化石が、およそ1550万年前の新種のマッコウクジラ類の化石だったことが分かりました。新種のマッコウクジラ類の化石の発見は群馬県内初で、全国で3例目です。
新種と判明したのは安中市の碓氷川で2011年発見されたほぼ全身の化石と、柳瀬川で20年以上前に発見された耳の骨、富岡市の鏑川で1994年に発見された肋骨などの化石です。
県立自然史博物館の長谷川善和名誉館長と木村敏之補佐の研究で分かったもので、アメリカの古脊椎動物学会の学術雑誌に論文を発表しました。学名は「マイオフィセター グンマエンシス」です。
博物館によりますと発見された化石はほぼ全身の骨格が保存され、現在のマッコウクジラ類へと至る進化の中間的な段階が明らかになり、深海への適応やエサの捕り方の進化を知る上の手がかりになるとしています。
自然史博物館では10月3日から12月13日まで化石の一部を特別展示します。


