特定外来生物の水草「ナガエツルノゲイトウ」 県内で初確認


館林市の水田で、特定外来生物の水草「ナガエツルノゲイトウ」が県内で初めて確認されました。

ナガエツルノゲイトウは南米原産で、おもに水辺に生息する水草の一種です。繁殖力が非常に強く、水路をふさいだり、作物の養分を奪って成長を妨げるなどの影響があります。国内では11月までに30都府県で確認されています。県によりますと、館林市の水田のあぜ道で11月、ナガエツルノゲイトウと思われる植物を市民が発見しました。国の検査機関で確認し、1日にナガエツルノゲイトウであると確定したということです。周辺に除草剤をまいて駆除し、経過を確認しています。草刈り機を使った場合は切り口から再生する場合があるため、県はナガエツルノゲイトウを発見した場合は関係機関に通報するか、除草剤を使用するよう呼びかけています。

(画像は群馬県提供)

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