渋川市内の養豚場で10日夜、豚熱の感染が確認されました。群馬県内の養豚場での豚熱確認は今年2月に続いて16例目です。豚熱ワクチンを事前に接種して免疫を得た豚を殺処分の対象から外す「選択的殺処分」の導入後、県内での豚熱発生は初めてです。
県農政課によりますと9日午後、渋川市内の養豚場から豚熱を疑う症状が増えていると通報があり、県の検査で豚熱感染が疑われ10日夜に国の確定検査で感染が確認されました。
この養豚場と関連農場では豚あわせておよそ2800頭を飼育し子豚が多いということです。県では今後「選択的殺処分」の適用や殺処分する頭数などを国と協議して決定します。殺処分は今月12日までに終わる見通しで、その後、消毒などの防疫措置を行います。全ての防疫措置が完了するのは11月2日の見込みです。
県内の養豚場ではワクチン接種を行っているため移動制限や搬出制限は行われません。県では豚熱は人に感染せず、感染した豚の肉は市場に出回らないことへの理解を呼びかけています。山本一太知事は「非常に残念。速やかに防疫作業を進めたい」などとコメントしています。


