「精神障害者保健福祉手帳1級」所持者 来年10月から群馬県内全市町村で福祉医療費の支給対象へ

重度の精神障害がある人の医療費などの負担を減らすため、群馬県は県内全市町村と協力して精神障害者保健福祉手帳1級を持つ人を、来年10月から福祉医療費支給制度の対象とすることが分かりました。24日の県議会一般質問で山本一太知事が明らかにしました。

県国保医療課によりますと福祉医療制度は子ども、重度心身障がい者、母子家庭など一定要件を満たす人の医療費などを基本的に無料とするものです。精神障害者はこれまで「障害年金1級」の該当者は対象でしたが、「保健福祉手帳1級」を持っているだけでは対象外となるケースが目立っていました。

山本知事は県議会一般質問で「精神障害のある方への支援について慎重に検討してきた」として、「来年10月からの実施を目標とすることで全市町村の合意を得た」と話しました。新たに福祉医療制度の対象となるのは県内でおよそ1900人です。

県内では千代田町が8月から精神障害者保健福祉手帳1級の所持者を独自に福祉医療費助成の対象としていますが、来年10月からは全市町村で対象となる見通しです。

山本知事は「市町村と緊密に連携しながら、見直しを着実に実施することで県民幸福度の向上につなげたい」などと話しました。

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