沼田病院2026年6月1日で廃止 患者減少と医師不足をうけて

国立病院機構は19日、患者減少と医師不足が深刻化していた沼田市の沼田病院を来年6月1日で廃止すると発表しました。

入院の受け入れなどを段階的に休止していき、入院を伴う救急患者の受け入れを年内で休止、全科の入院受け入れを来月5日で休止します。来年4月以降は原則医療行為を行わず、来院した患者には他の病院、クリニックの紹介などを実施します。沼田病院がこれまで担ってきた医療機能や患者については地域内の6つの病院に引き継ぐとしています。

沼田病院をめぐっては、経営の継続が困難な状況をうけて今年8月から利根沼田地域保健医療対策協議会が3度にわたり開催され、県や市町村、国立病院機構などが協議を重ね、今月5日の会議で国立病院機構が病院廃止の方針を示していました。

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