群馬県 玉村町立上陽小学校をモデル校にインクルーシブ教育の実践研究実施へ

障害の有無にかかわらず子ども達が同じ場所で学ぶインクルーシブ教育の推進にむけて、群馬県は玉村町立上陽小学校をモデル校として実践研究を行うことになりました。今年度の2学期から3年にわたり実践研究を行う計画です。

県教委特別支援教育課によりますと通常学級と特別支援学級や、他の特別支援学校の児童と一緒に授業に取り組んだり、ICT機器の活用などで子ども1人ひとりに合った学び方の実践研究などを行います。県からは授業の企画立案をするカリキュラムマネージャーや、支援にあたるボランティアを派遣してサポートします。上陽小ではこれまでも学級・学年の枠を超えて児童が共に学ぶ取り組みなどが行われていて、モデル校にふさわしいと判断されました。

今後実践研究とあわせて海外事例の調査や関連のシンポジウムも行う方針です。県ではインクルーシブ教育の「群馬モデル」をまとめて2027年度から県内各地の学校に取り組みを広げたいとしています。

タイトルとURLをコピーしました