高崎市の踏切死亡事故を受け 群馬県が第四種踏切の廃止・転換進める計画発表 2029年度末までの完了目指す

高崎市吉井町の踏切で起きた小学生の死亡事故をうけ、県は警報器・遮断機のない第四種踏切の廃止や転換を進める計画を発表しました。2029年度末までの完了を目指します。

県交通イノベーション推進課によりますと県が鉄道事業者と市町村の道路管理者に対して、今年6月末までに第四種踏切の廃止か、警報器遮断機のある第一種踏切への転換を検討するよう依頼します。その後、検討結果をもとに県で踏切ごとの対策方針を作成・決定し、来年初旬頃から第一種踏切への転換や踏切の廃止工事に着手する計画です。

県では2029年度末までに全ての対策完了を目指すとしています。また第一種踏切への転換には「踏切道改良促進法」による国庫補助も活用する方針です。群馬県内には700機の踏切がありこのうち第四種踏切は74機あります。

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