前橋市新年度一般会計当初予算案を発表 予算額1525億円で過去3番目の規模

前橋市は24日新年度一般会計当初予算案を発表しました。予算額は1525億円で昨年度よりおよそ57億円増え、過去3番目の予算規模です。2月に就任した小川晶市長が公約に掲げた子育て・教育関連事業などを盛り込み予算が拡大しました。

新規事業では市立中学校の給食費無償化におよそ4億円を計上するほか、前橋駅北口の子ども一時預かり施設開設や市立中学・高校体育館の空調設備DX関連事業などにも予算を充てます。市税収入は定額減税による個人市民税の減少などで昨年度より少ない533億円を見込んでいます。市債発行額は施設整備事業債の増加などで昨年度より3割以上増える見込みです。24年度末の市債残高は1419億円を見込んでいます。小川市長は24日記者会見で「これまでの取り組みを継続しつつ、可能な限り市民目線の施策を盛り込んだ予算案になっている。新たな未来を構築するための第一歩としていきたい」と話しました。

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