太田市の飲食店でノロウイルスによる食中毒 30人に症状

太田市内の飲食店でノロウイルスが原因の食中毒が発生し、食事をした客30人が下痢や嘔吐、腹痛などの症状を訴えました。

食中毒が発生したのは、太田市藤阿久町の「海鮮ダイニング美喜仁館太田店」です。群馬県食品・生活衛生課によりますと、3月5日に店を利用した客30人に食中毒の症状が確認されました。発症したのは10代から80代以上の男女30人で、うち一人が入院しましたが、全員が快方に向かっているということです。客と調理従事者あわせて7人の便から食中毒の原因となるノロウイルスが検出され、発症者に共通するのがこの店の食事だけだったことから、県はこの店の食事を原因とする食中毒と断定し、店を9日から3日間の営業停止にしました。

県では、全国的にノロウイルスによる食中毒が目立っているとして、食品の十分な加熱や手洗い、調理器具の消毒などを行い注意するよう呼び掛けています。

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