高崎市の群馬の森に設置されていた朝鮮人労働者追悼碑 撤去に反対していた2つの市民団体が新たな団体設立する方針示す

高崎市の群馬の森に設置されていた朝鮮人労働者追悼碑をめぐり、撤去に反対していた2つの市民団体は追悼碑再建を目指す新たな団体を設立する方針を発表しました。現在の市民団体「群馬の森追悼碑を守る会」と「追悼碑裁判を支える会」は追悼碑が撤去されたため団体を解散します。新たな団体の名前は未定ですが追悼碑の再建を目指して活動を進めるとしています。

また5月11日には高崎市の群馬の森・追悼碑跡地でAR=拡張現実技術を使ってスマートフォンなどの画面に仮想の追悼碑を出現させる「ビジュアル追悼碑の集い」を行います。追悼碑は政治的行事を行わない条件で設置されましたが、式典で政治的発言があったとして県が2014年に設置許可を更新せず、団体に撤去命令を出していました。その後も団体が応じなかったため2023年1月県が行政代執行で碑を撤去しました。  

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