フジテレビ事案を踏まえた人権に関する社内調査の結果について

フジテレビの事案を踏まえ、エフエム群馬では、全社員を対象に人権に関する社内調査と併せて人権意識に関するアンケートも実施しました。
その結果、フジテレビと同様の「番組出演者や出演者の関係者との会合で性的ハラスメントや人権侵害に該当する事案」はありませんでした。また、人権意識に関するアンケート結果から、今後の人権侵害の予防や改善に取り組む「人権デュー・ディリジェンス」を実行してまいります。

人権尊重・コンプラインスに関しての取り組み状況については次のとおりです。

1.ハラスメント窓口の周知                                            エフエム群馬は、これまでハラスメントに関しては就業規則内で掲げていましたが、令和4年4月にハラスメント防止に関する規程、ハラスメント方針、ハラスメント対応マニュアルを策定しました。改めてハラスメント窓口は総務部ということ周知させました。

2.人権・コンプライアンスに関わる社内ルールの再確認                    エフエム群馬は、平成18年7月コンプライアンス憲章を策定しており、今回のフジテレビ事案での社内ルールの再確認を行いました。コンプライアンス憲章には人権に関することは掲げていましたが、改めて人権方針を策定しました。

人権方針

エフエム群馬は、地域に密着したラジオ局として県民一人一人に寄り添い、一人一人の人格や個性を尊重し、事業活動を進めてまいります。

(人権の尊重)                                         エフエム群馬は、人種、性、年齢、国籍、信条、宗教、障がいなどを理由とするいかなる差別やいやがらせはおこないません。就業者が「仲良く働き、楽しく、安心して暮らせる」環境を実現します。

(人権侵害の防止)                                      エフエム群馬は、事業活動において、人権を侵害することがないよう配慮し、社員に対する教育・研修を行います。

(会社としての社会的責任)                                   地域社会の役に立つラジオ局として、報道をはじめ様々な事業活動を通じて人権が尊重される社会の実現を目指して、情報発信をしてまいります。

3.研修・セミナーの実施                                   人権侵害に予防や改善に取り組む「人権デュー・ディリジェンス・ガイドライン」に従い、具現化し定期的にセミナーや研修を実施していきます。

4.社内組織の設置                                                 特に、社内組織は設置せず、総務部が中心となって研修やセミナーの実施、各種規程の見直しや職場環境等の改善を行い、人権方針の実現を目指して取り組んでいきます。      

         

令和7年5月27日

株式会社エフエム群馬