【オリコンニュース】
NOA、24歳バースデーイベント
 ソロアーティストのNOA(ノア・24)が13日、都内で2ndアルバム『Primary Colors』のリリース決定記念&プレミアムバースデーイベントを開催。自身の誕生日に同作収録の新曲3曲を含む4曲をパフォーマンスし、ファンとの交流を楽しんだ。

【ライブ写真】神秘的…きらびやかな映像を背に歌い上げるNOA

 NOAは、12歳のときに滞在先の韓国の美容院でスカウトされ、韓国大手事務所「YG ENTERTAINMENT」のオーディションに合格。日本人初の練習生として韓国で6年間生活し、2018年に帰国。帰国後は、自身で作曲、作詞、ダンスの振り付けを手掛けるなどトリリンガルソロアーティストとして活躍。TBS系22年10月期の火曜ドラマ『君の花になる』発の期間限定ボーイズグループ・8LOOM(ブルーム)のメンバーとしても活動し、23年2月に1stアルバム『NO.A』をリリースした。

 この日のイベントでは、冒頭から新曲「gimme」「YBOM(You've Been On my Mind)」「00:02(You&I)」を立て続けに世界初披露。自身の誕生日当日にもかかわらず、アルバムの早期予約キャンペーンの当選者250人に冒頭からサプライズを仕掛け、熱狂を巻き起こした。パフォーマンス後には、この3曲が2ndアルバム『Primary Colors』に収録されることが明かされ、NOAは各曲に込めた思いを語っていった。

 赤い照明に照らされながら、キレのあるダンスと全編英語詞のクールなボーカルワークで魅了した「gimme」は、「『Primary Colors』(3原色)で言うと赤に属している曲」とし、「昨年コラボもさせていただいたjoanが書いてくれた楽曲となっています」と、アメリカ・アーカンソー州を拠点とするポップデュオ・joanとの再タッグを報告。「作詞・作曲全部をjoanがやってくれたので、フル英詞になっています 」とうれしそうに語った。

 楽曲については「女性を追いかける男性を描いている曲で、その中に切なさや大人の色気もある」と言い、「テンポ感や音色も含め、僕自身が挑戦してみたいと思っていた曲調なんですけど、なかなか自分では作る機会がなくて。なので、こうやってjoanと一緒に曲を書けたことがすごくうれしいです」と笑顔。「これがまたライブとかになってくると、もっともっとすごいことになると思うので、ぜひ楽しみにしていただきたい」と期待感をあおった。

 続けてブルーのライトに包まれながら、ダンスチームとのアグレッシブなパフォーマンスで魅せた「YBOM(You've Been On my Mind)」は、「青に属している曲。自分が今まで書いてきた曲の中で言うと、『TAXI feat. tofubeats』などの曲にニュアンスが似ている」と分析。「今の自分だからこそ出せる大人っぽさ、リアルさみたいなものを追求しました。今の自分を表している曲というところでは、すごくレベルアップした姿がお見せできる曲になっているんじゃないかな」と自信をのぞかせた。

 曲の主人公は「仕事にすごく夢中で、それに対して『なんで私の方を向いてくれないの』と言われてしまう人」と紹介し、ストーリー仕立てのミュージックビデオではNOAが自ら主人公を演じた。「ティザー映像を見ていただいたら分かると思うんですけど、僕がもう…こっぴどく怒られていまして」と笑いも誘い、「ドライブしながらだとか、いろいろな場面で聴ける曲だと思うので、楽しみにしていただけたらと思います」と呼びかけた。

 きらびやかな映像を背に、スタンドマイクでエモーショナルに歌い上げた「00:02(You&I)」は、「今年のファンミーティングでみなさんの声を収録させていただいて、この曲で使わせていただきました」と報告し、「みんなの声、気づきましたか?」と笑顔で問いかけつつ「みんなのことを思いながら書かせていただきました」とソングライティング中の思いも明かした。

 同曲は「大切な人に伝えたいメッセージがあるのに伝えきれないとき、『君の1秒と僕の1秒を重ねて2秒で伝えたいんだ』という思いを込めた」とし、「実際に最後のサビに入る前に、<君の1秒と僕の1秒を重ねたら見える景色>といった歌詞があるんですけど、これもライブで僕が見ている景色、みなさんのことを思い浮かべながら書いた詞なので、すごく思い入れが深い曲になりました」としみじみ。

 アルバムのリリース決定を記念した催しであり、自らの24歳を祝うイベントで同曲を初披露できたことを「本当にきょうこの場で歌えたことがすごく感慨深いですし、感動的」と喜び、「これからたくさんのみなさんと一緒に歌ったり、共有する瞬間が増えたらいいなと思っています」と伝えた。

 約1年3ヶ月ぶりとなる2ndアルバムは、「1色に染まっているアルバムがいいんじゃないかとか、いろいろなアイデアがあった」そうだが、「自分を改めて振り返ってみたら、英語、韓国語、日本語ができて、実際にその3ヶ国語をしゃべるときに、三重人格ではないですけど、1つ1つに性格が違ったり、表現したいことが違ったりする。これを曲に落とし込んだら面白いんじゃないか」というアイデアに至ったという。

 「赤は大人っぽさや色気、青は切なさやセンチメンタル、緑はハッピーといったように、色それぞれで感じ方も違うと思いますし、いろいろな場面で聴ける作品」と胸を張り、「韓国語や日本語もあるので、みなさんにとって聴き馴染みのある部分もあれば、初めてだなと感じていただける曲もたくさんあると思います」とアピール。そして「このアルバムを持って、これから繰り広げていくチャプターはたぶんすごいことになると思う」と力を込めた。

 イベントではこのほか、スタッフがNOAの母親から借りたという幼少期の写真がスクリーンに映し出されていたり、クイズコーナーで観客との交流を楽しんだりと、バラエティーに富んだ内容に。さらに、再びダンスチームを呼び込んで「between」を披露した後には、2ndアルバムのサウンドプロデューサーを務めたSunny Boyがバースデーケーキを手にサプライズ登場して盛り上げた。

(提供:オリコン)
バースデーイベントで新曲を世界初披露したNOA (C)ORICON NewS inc.
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