【オリコンニュース】
井手上漠、小学5年で性別に違和感
 ジェンダーレスモデルの井手上漠(19)が、28日発刊のフリーマガジン『BE』(Indeed Japan)の表紙を飾る。

【動画】爽やかな白のセットアップで撮影に臨んだ井手上漠

 同誌は、ダイバーシティのある働き方を推進するプロジェクト『Indeed Rainbow Voice 2022』の一環として刊行されるもので、ライフスタイル提案を通してLGBTQ+当事者の声を届ける。“可愛すぎるジュノンボーイ”として注目を集め、性差を超えて活躍する井手上が表紙に起用されることになった。

 井手上は「私が声を上げ続ける理由は、『声を上げられる人が増える世の中にしたい』から」と説明し、「みんなに『私の生き方を見て!』という感じです(笑)。井手上漠として楽しく生きてるよ。そういう姿をみなさんに見せることで、LGBTQ+の当事者にも、そうでない方にも、良いメッセージが届けばいいなと思っています」と思いを語っている。

■井手上漠 コメント
――性別に違和感を感じたのはいつ頃からでしょうか?

小学5年生の頃です。それまで、髪が長くていつも女の子のグループで遊んでいた子どもでした。小学高学年の時にプールの授業で初めて男の子のくくりに入れられて、初めてまわりの男の子たちから否定的な言葉をかけられました。その時に「あ、自分って変わっているんだ。ほかの子とは違うんだ」という違和感を感じました。

――SNSでは「性別ないです」と語っていますが、ご自身のジェンダー/セクシュアリティに対する考えを教えてください。

私は男性でもあるし、女性でもある。もしくは男性でもないし、女性でもない。今って、男性・女性という2つに分けること自体が古い気がしていて。私が「性別ないです」って言っているのも、性別の枠に縛られたくない、当てはめたくない、と思っているからです。(性別に悩んでいた)昔の私は、LGBTQ+のどれなんだろう?って考えたことはたくさんありました。でも性別は自分の中で決めればいいのであって、誰かに決められるものではないと思っています。

――今回の雑誌『BE』は、働くLGBTQ+当事者の「声」を集めて一冊の雑誌にまとめていますが、自身の「声」で未来を切り拓いてきた井手上さんにとって、「声」を届けることの意味はなんでしょうか。

私が声を上げ続ける理由は、「声を上げられる人が増える世の中にしたい」からです。ジェンダーのことに関して、これからも自分の「声」で発信しつづけていきたいと思っています。過去の自分に比べて、今の私は性格も明るくなったし、すごく楽しいし幸せなんです。みんなに「私の生き方を見て!」という感じです(笑)。井手上漠として楽しく生きてるよ。そういう姿をみなさんに見せることで、LGBTQ+の当事者にも、そうでない方にも、良いメッセージが届けばいいなと思っています。



(提供:オリコン)
フリーマガジン『BE』の表紙を飾る井手上漠
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