【オリコンニュース】
コウメ太夫、白塗りナシ初ドラマ
 お笑い芸人のコウメ太夫が29日放送のフジテレビ系木曜劇場『ルパンの娘』(毎週木曜 後10:00)第3話に出演することがわかった。コウメ太夫が演じるのは刑事の桜庭和馬(瀬戸康史)にマークされる、無職の寸借詐欺師・御子柴保(みこしば・たもつ)。初めてのドラマ出演のオファーに対して「最初はドッキリだと思いました(笑)」と半信半疑ながら「もう『チックショー!』は封印ですよ。あっ、コウメ太夫として今後封印するわけではないですよ(笑)」と白塗りナシでの素顔で役柄に挑んだ。

【場面カット】華と和馬に赤ちゃんが誕生

 「すごく有名な作品じゃないですか?そこにドラマに出たことのない自分が呼ばれるなんて、絶対にドッキリだと。その覚悟で収録現場に行ったら、深田恭子さんや渡部篤郎さんたちがちゃんといらっしゃったので、これでドッキリはさすがにないだろうな?現実だったんだ!と自覚したんです」とようやく実感がわいたというコウメ太夫。
 
 御子柴は「強い者には弱い。弱い者には平気なようですが、どこかビビリな感じの男ですね。ただ、一人になるとだましたお金で優雅な生活をしているんですよ。マンションの上層階に住んで、酒を飲みながら街を見下ろして『オレはやったぜ』みたいな性格もある男です」とキャラクターを紹介。

 バラエティーとは「全然違いますよ。コウメ太夫は15年以上やってますから、すでに作り上げていますので、キャラクターがもう体に染みついています。今回は別のキャラクターとして芝居を演じるんですから。幸い、監督が『ここはもう少しビビってください』とか、アクションシーンでは“もっと、ガッとせめてください”など、シーンごとに細かく指示を下さいました。僕はそれを忠実に出し切らないといけないと必死こいて演じました」と体当たりで臨んだ。

 また、深田恭子演じる三雲華とのアクションシーンもあり「余計に緊張感が増したんです。僕が演じる御子柴がゴルフクラブで華をぶん殴るんですけど、深田さんに当てちゃったらシャレにならない!」と戦々恐々。また「格闘シーンには僕のちょっとしたダンスも入れてほしいと言うオファーでしたので、ほんの少しですけど軽くマイケル・ジャクソン風のステップもやりました。これは気持ちよかったです。まあ、その後、やられちゃうんですけど(笑)」とダンスが得意なコウメ太夫ならではのステップも披露されるそうだ。

 「本当に豪華なメンバーの中に、よくぞ招いていただき、お芝居させて下さったと思っています。ですので、僕がどんなことになっているのかを見ていただきたいです。僕としての見どころは、やはりアクションシーンですので…。今回の経験でいただいた役を演じることが楽しくなりました。また、機会をいただけたらドラマなどにも出させてもらいたいと思います」と今後の俳優業にも色気を出していた。

(提供:オリコン)
木曜劇場 『ルパンの娘』第3話に出演するコウメ太夫(C)フジテレビ
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