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小栗旬、ムロツヨシにドッキリ成功
 俳優の小栗旬、ムロツヨシらが出演するテレビ東京開局55周年特別企画ドラマスペシャル『二つの祖国』(23日・24日 後9:00~11:24※2夜連続)に、映画監督の福田雄一氏と蜷川実花氏が出演していることが明らかになった。

【写真】福田雄一氏と蜷川実花氏の出演シーン

 同ドラマは、山崎豊子氏の同名小説(新潮文庫)が原作。1900年代、第二次世界大戦前・中・後のアメリカと日本を舞台に、二つの国の狭間で家族の絆を引き裂かれ、涙の別れを経ながらも未来を信じ、激動の時代をたくましく生き抜いた3世代64年の愛の物語。

 日系二世で、ロサンゼルス・リトルトーキョーの日本語新聞社「加州新報」の記者である主人公・天羽賢治役に小栗。同じく日系二世で、賢治のUCLA時代の同級生・チャーリー田宮役にムロ。そのほか、多部未華子、仲里依紗、高良健吾、新田真剣佑、麻生祐未、松重豊、さらにはビートたけし、笑福亭鶴瓶も出演する超大作となっている。

 そんな中、小栗やムロと数々の作品でタッグを組み、映画『銀魂』や『勇者ヨシヒコ』シリーズなどでテレビ東京とも縁が深い福田氏と、小栗主演の映画『人間失格』(9月13日公開)を監督する蜷川氏。2人が、“出演者”として『二つの祖国』に登場するのは、ムロ演じるチャーリーが婚約者である小松原玲子とその両親の前で、自分が唯一弾ける楽器であるハモニカを冷や汗をかきながら披露するという重要なシーン。福田氏は、婚約者の父・小松原彌之助役、その妻を蜷川氏が演じた。

 実は、福田・蜷川両氏の出演はムロにだけ内緒にしていて、撮影本番にいきなり出演者として現れる一種の“ドッキリ”。「どのような役柄もスマートに演じるムロさんが、どうしたら一番冷や汗をかくだろうか…?」という現場の試行錯誤の末、小栗とタカハタ秀太監督が、これしかない!と発案したアイデアだった。

 案の定、出演者として福田氏と蜷川氏が紹介されると、ムロは「嘘でしょ? 何やってるの? 本当に? …似てるなあって思ってた…何してるの!?」「ダメじゃん! だって山崎豊子先生の原作だよ!?  すごい緊張してたのに! タカハタ(監督)さん、ダメだって。違う騒ぎ、違うざわつきだって!」と相当な動揺をみせ、小栗が仕掛けたドッキリは大成功。撮影現場はしばし笑いに包まれた。福田作品には常連のムロだが、蜷川氏とはこの時が初対面で、奇跡の4ショットが実現した。

 なお、本作のナレーションは、作家としてだけではなく、インタビュアーとして、番組の司会者として活躍し、ドラマにも出演している阿川佐和子が担当することも発表された。

(提供:オリコン)
テレビ東京開局55周年特別企画ドラマスペシャル『二つの祖国』福田雄一氏と蜷川実花氏が出演(C)テレビ東京
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