【オリコンニュース】
「朝倉未来の復帰時期」はいつ?
 4月29日に開催の『RIZIN.46』(有明アリーナ)の追加対戦カード発表会見が12日に都内で行われ、終了後の囲み会見で榊原信行CEOが「UFC挑戦」を公言するバンタム級王者・朝倉海の防衛戦や、現在休養中の朝倉未来の復帰戦について言及した。

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 昨年11月の『FIGHT CLUB』でYA-MANに1ラウンドKO負けし、格闘技の休養を宣言していた未来。それから約4ヶ月が経過したが、榊原CEOは復帰戦について「早いタイミングで復帰してくると思います。夏までには」とコメント。対戦相手の明言は避けたが、昨年大みそかの『RIZIN.45』の終了後会見では、ファン待望の「朝倉未来vs.平本蓮」について「2024年の早い時期にやりたい」と語っていた。果たして未来の復帰戦の相手は平本蓮になるのか、それとも別のファイターになるのか。

 また、『RIZIN.45』でバンタム級王者になった朝倉海の防衛戦については、今月23日の『RIZIN LANDMARK 9 in KOBE』(神戸ワールド記念ホール)で行われる井上直樹vs.佐藤将光、そしてこの日発表された『RIZIN.46』の牛久絢太郎vs.太田忍の勝者が挑戦者として有力であることを認めた。

 さらに、「フアン・アーチュレッタという世界的強豪を倒してベルトを獲得したので、ベラトールやPFLなど海外の団体からも朝倉海への注目度は非常に高い。RIZINのベルトを獲ってステップアップを考えているプロモーションもいます。誰が海の挑戦者に適任なのか、見極めていきたい」と世界規模でのビジョンを明かした。

 UFCを希望している海だが、榊原CEOは防衛戦をRIZINで行う予定でいる。また、UFCのダナ・ホワイト代表ともコミュニケーションを取っており「UFCに行くにしろ、日本のファンが背中を押してくれる良い形で、波風立てずに送り出したい。ただ、行くとなるとUFCは独占契約なのでRIZINのベルトは返上する覚悟が必要です。UFCと前向きな話をしているので、RIZINが間に入ることで、然るべきタイミングでチャレンジできるのではないか」と現状を説明した。

 現在のRIZINでは海だけではなく、フライ級王者の堀口恭司も同様にUFC参戦を希望している。そういった選手の要望を「止めないし止めたくない。一人の男としてチャレンジしてほしい」とエールを送りつつ、「僕らの一番はRIZINのベルトの価値を上げて、世界中からのこのベルトを取りにトップコンテンダーが集まるのがベスト。複雑なところではあります」と締めくくった。

●4月29日『RIZIN.46』対戦カード
【フェザー級タイトルマッチ】
王者・鈴木千裕 vs. 挑戦者・金原正徳
【日韓対抗戦3本勝負】
・フライ級
神龍誠 vs. イ・ジョンヒョン
・バンタム級
中島太一 vs. キム・スーチョル
・バンタム級
倉本一真 vs. ヤン・ジヨン
【ワンマッチ】
・バンタム級
牛久絢太郎 vs. 太田忍
・フェザー級
中原由貴 vs. ビクター・コレスニック
・フェザー級
山本空良 vs. イルホム・ノジモフ
・フェザー級(RIZIN LANDMARK 9からスライド)
高木凌 vs. 西谷大成

(提供:オリコン)
RIZIN榊原信行CEO (C)ORICON NewS inc.
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