【オリコンニュース】
『リビングの松永さん』10話
 4人組グループ・Sexy Zoneの中島健人が主演するカンテレ・フジテレビ系火ドラ★イレブン『リビングの松永さん』(毎週火曜 後11:00)の第10話が、12日放送される。このほど同話の場面写真・あらすじと、中島とヒロインの高橋ひかる(※高=はしごだか)、“オトナの恋”を演じる向井康二(Snow Man)と黒川智花からコメントが到着した。

【場面カット】おそろいのカワウソの帽子がキュート!水族館デートを楽しむ中島健人&高橋ひかる

 今作は人気コミックを原作に、さまざまな世代の男女が共に暮らすシェアハウスを舞台に、中島が演じる29歳のグラフィックデザイナーの松永純と、高橋が演じる17歳の女子高生のミーコこと園田美己が共同生活をしながら、時に衝突し、時に助け合うことで互いを認め合い成長していく、ドキドキ年の差ラブコメディー。

 第10話では、 美己への気持ちを自覚した松永が健太郎(向井)と朝子(黒川)のアシストのもと、水族館でWデートへ。そのとき凌(藤原大祐)は…。肝となる水族館でのロケについて中島は「ドラマのタイトルが『リビングの松永さん』だから、基本の撮影はシェアハウス内で、どこにも行けないのかなって最初は思ってたんだけど(笑)、水族館に皆でロケに出られたのがうれしくて」と満喫。

 一方で「でも、何と言っても、水族館ロケで一番感動したのが、向井康二の振舞い。 黒川智花ちゃんと大事なシーンが控えてたんだけど、康二が智花ちゃんに対して、一日中、本当にジェントルな空気感を出していたのに感動した。芝居もめちゃくちゃ良かった。アイツ…いい俳優だなって、かっこいいなって、康二のことを素直に認められたことが自分自身もうれしくて。正直、俺もやっぱりプライドあるから、あんまり認めないんだけど(笑)、人間的にかっこいいって水族館で感じたんだよね」と、しみじみと語った。

 第9話の放送終わりに流れた次回予告映像では健太郎と朝子の“オトナの恋”の行方が話題に。松永と美己の恋をアシストするだけでなく、もう一つの恋が完全に動き出すのも10話の見どころのひとつとなる。

 今作でラブストーリーに初挑戦した向井は「前からラブストーリーに出たいと思っていたので初めてを楽しめています。この現場で経験できて、少しはレベルアップできてたらいいなと思います。その時、その時に健太郎が思ったことをやってる感じです。アドリブも結構使ってくださっていてうれしいです。もちろん健太郎として考えてやってはいるけど、俺が演じているから、俺のスパイスも入る(笑)。でも、そのまんまの俺ではないから、探り探りの部分はありますよ。きっと原作での健太郎はボケのキャラクターだと思うんだけど、ドラマではツッコミになってるんだよね(笑)。これば俺のスパイス(笑)」と自身ならではのアレンジも加えているよう。

 続けて「でも、徐々に回を重ねるごとに、“健ちゃん”っぽく、しっくり来ている気はしますけどね。髪型もロン毛にしているけど、いつもの髪型の方が違和感あるって周りからも言われるし、俺も、それ分かるし(笑)。健ちゃんがなじんでいる証拠ということでうれしいです」と、ハニカミ笑顔。「いつもと違って髪が長い役なので、表情管理には特に気を付けていて。自然な感じで目に力を入れるとかは意識してやっていますね」と役作りのポイントも明かした。

 健太郎はシェアハウスの中で、空気を読んでメンバーの背中を押す役割の多い役どころだが、「リビングの一番の古株やからね。きっと、いろんな人間模様を見てきて、いろんなことをやってきたんだと思う。でも、自分のことに対しては不器用なんだよね。そんな健太郎が、やっと動いた、動けたっていうのが今夜の10話。水族館では、朝子さんを演じる黒川さんとも、より良いシーンになるように話し合って。ラブストーリーは、僕も初めての挑戦で免疫がないのよ。だからファンの皆さんも免疫がないのよね。『見るのが恥ずかしい』『康二くん、ちょっと!』ってなるかもしれないけど、これは俺の大事な仕事やから、“健ちゃん”としてドラマを楽しんでいただけたらうれしいです。俺も大人になってるってことで、成長を見守ってほしいなと思います」と大切に言葉を選びながらコメントした。

 一方で黒川は、朝子を演じる上で「シェアハウスのお姉さんとして、和やかで親しみやすくいたいなと考えていました。ミーコの頼れるお姉さんであり、松永さんにもアドバイスできるしっかり者でもあり、朝子さんがいると物事がスムーズに進むような雰囲気を作れるように心がけました」と振り返る。

 向井については「細かいところまで妥協せず、沢山のアイデアを持って撮影に臨まれていた印象があります。役を離れた時も常に周りへの優しい気遣いをされていて、中島さんと二人でとても良い雰囲気を作ってくれていました」と感謝しながら「現場への差し入れをご自身で買いに行かれたそうで、忙しいのに本当に優しい方なんだなあと感激しました。また、どんなに朝早くてもゆとりを持って朝食を召し上がるとお話していて、日々の暮らしにも丁寧に向き合っていて、そういった姿勢がお人柄にも表れているのだと感じました」と撮影現場でのエピソードも披露した。

 第10話の見どころについては、向井は「やっぱりダブルデート。ダブルの旨味がある。純くんと美己ちゃんの恋は、なんかちょっとかわいらしいんですよ。こっちはこっちで深いところにいて、シェアハウス内の恋愛がこじれてくる大事な絶対に見逃してはいけない10話になってると思いますので、ぜひ応援をよろしくお願いします」とアピール。

 黒川は「健太郎と朝子の関係性を作り上げていくために、向井さんとはお互いのイメージを伝え合いました。私から向井さんにイメージを伝えると、なるほど!やってみよう!と私の提案にすぐに反応して表情だったり仕草を試してくださいましたし、逆にこのアプローチはどう?黒川さんはやりづらくないですか?と向井さんからも常に歩み寄ってくれたので、素敵なやりとりになっていればいいなと思います。監督やプロデューサーともディスカッションを重ねたので、お芝居に真摯に向き合う向井さんが演じたこれまで以上に魅力的な健太郎に、10話以降注目してもらえればと思います」とメッセージを寄せた。

 ヒロインの美己を演じる高橋も水族館のシーンについて「松永さんがカワウソの帽子を被っているのがかわいいです。実は、帽子が関係するシーンで本番でアドリブがあって。ちょっとトレンディードラマみたいなシーンになっていて私は好きです(笑)。そして、健太郎さんと朝子さんのシーンは本当にロマンチックです! ときめいちゃいます。きっと、視聴者の皆さんも息をのんでしまうようなすてきなシーンになっていると思います。さらに、2人が美己の背中を押してくれるシーンもあって、そこも大好きです」とおすすめした。

 第10話が放送される12日は、中島の30歳の誕生日の前日。放送終わりから30分後には30歳…ということで、中島から「バースデーイブにドラマ放送されます。明日、30歳になります。バースデーイブにはリビングにいるあなたと…。20代の僕を見ていただける最後のラブストーリーです。ドラマの視聴者の皆さんと共に、大人になれたら…という感覚でドラマの撮影に臨んでいたので、バースデーイブに最高のドラマが放送されてありがたいです。30代は、松永のように強い人間になっていきたいなと思います」と決意表明した。

(提供:オリコン)
火ドラ★イレブン『リビングの松永さん』第10話より (C)カンテレ
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