【オリコンニュース】
戸田恵子、TARAKOさん訃報に沈痛
 俳優・声優など幅広く活躍する戸田恵子(66)が10日、自身のブログを更新。テレビアニメ『ちびまる子ちゃん』(毎週日曜 後6:00)で、主人公・まる子の声優を務めてきたTARAKOさんの訃報を受け、思いをつづった。

【写真あり】「以前はご近所さんでもありました」TARAKOさん&戸田恵子の“仲良し”2ショット

 9日、フジテレビや日本アニメーションが「『ちびまる子ちゃん』で「まる子」役を演じ続けられてきたTARAKOさんが、3月4日(月)未明にご逝去されました」と訃報を発表。

 「TARAKOさんは1990年1月7日に放送を開始した『ちびまる子ちゃん』の初回から、34年間にわたって『まる子』役を演じていただきました。これまでの多大なるご功績に感謝するとともに、謹んで哀悼の意を表します」とコメントし、「TARAKOさんが『ちびまる子ちゃん』にご出演されている最後のエピソード”『まる子、水の味がわかる?』の巻”は、3月24日(日)の1時間放送のなかでお届けする予定です」と報告した。

 突然の知らせに、アニメ業界内外から悲しみの声が届けられるなか、同じく国民的人気アニメ『それいけ!アンパンマン』(日本テレビ系/毎週金曜 前10:55)で主人公・アンパンマン役を務める戸田も、ブログで追悼した。

 現在、ミュージカル『20世紀号に乗って』の舞台稽古を行っている戸田だが、「やはり今日はツライ、しんどい。今朝、TARAKOちゃんの訃報を知って、劇場に向かう足取りは俄然、重い。神様は何てことをしてくれるんだ!私たちの仲間を!こんなに早く連れてってしまうなんて!」と心境を吐露。

 TARAKOさんとの付き合いは長く「以前はご近所さんでもありました」。「会えばいつもニコニコ、グリコしゃん、おはようございます!元気ですか?って。お芝居もたくさん観てくれました。うちの商品も知らぬ間によく購入してくれてました。優しい」と人柄やエピソードを明かした。

 また、「ギネスに載るほどのキャラクター数を誇るアンパンマンで、レギュラー以外で好きなキャラは何ですか?と聞かれたら、間違いなく私は『フランケン・ロボくん』と答えてきました」と、TARAKOさんが声を務めたキャラクターを紹介。「ばいきんまんをパパと呼び、何とも言えない可愛さと切なさが混在していて大好きなんです」と思い入れを語った。

 ブログでは「TARAKOちゃん、写真が大好きで皆んなともたくさん撮りましたね。私のラジオ番組に来てくれた時の写真、ありました」と仲むつまじい2ショットなど写真も掲載。「ご冥福を祈るばかりです」と祈念したが、「どこに何を祈れば良いのか全く分からんよ」と複雑な心中を明かしていた。

(提供:オリコン)
戸田恵子(photo:山口真由子) (C)oricon ME inc.
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