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長瀬、西田敏行と10年ぶり親子役
 人気グループ・TOKIOの長瀬智也が主演する来年1月スタートのTBS系連続ドラマ『俺の家の話』(毎週金曜 後10:00)の追加キャストが27日、発表された。長瀬ふんする主人公の観山寿一(みやま・じゅいち)を取り巻く個性的なキャラクターとして、桐谷健太、永山絢斗、江口のりこ、井之脇海、平岩紙、そして、西田敏行の出演が決定した。西田は同局『うぬぼれ刑事』(2010)以来、10年ぶりに長瀬と親子役を演じる。

長瀬智也のテレビ出演歴

 今作は長瀬とは幾度もタッグを組んできた脚本家・宮藤官九郎が描く、濃すぎる家族が織りなす王道のホームドラマ。長瀬演じるピークを過ぎたプロレスラーが、能楽の人間国宝である父の介護のために現役を引退し、名家の長男として家族と謎の女性介護ヘルパーを巻き込んで、介護と遺産相続を巡る激しいバトルを繰り広げるストーリー。

 このほど、寿一の家族を演じるメインキャストが解禁となった。寿一の父・寿三郎(じゅさぶろう)の一番弟子にして芸養子でもある寿限無(じゅげむ)を桐谷、寿一の弟・踊介(ようすけ)を永山、女性というだけで宗家を継げず、寿一や踊介に劣等感を抱いている観山家の長女で寿一の妹・舞(まい)を江口がそれぞれ演じる。

 長瀬とは『タイガー&ドラゴン』(2005)など数々の作品で共演経験のある桐谷は、今回は能楽の名家の長男と芸養子という間柄に。長瀬と初共演となる永山が演じる踊介は、寿三郎の厳しすぎる指導に反発し、家を出てプロレスラーになった兄・寿一とは真逆で、純粋に「能」を愛している。だが自分には才能がないことを悟り能の世界で生きることを諦め、それでも父の役に立ちたくて弁護士になったというキャラクターで、寿一との“兄弟バトル”も見どころだ。

 また、能楽とは別世界で生きるプロレスラー・プリティ原を井之脇、寿一の別れた妻・ユカを平岩。そして、宮藤作品に欠かせない存在である西田は、観山流の宗家であり、寿一の父・寿三郎を演じる。『うぬぼれ刑事』では長瀬演じるうぬぼれの父役、『タイガー&ドラゴン』では父子のような関係性の落語家の師匠を演じてきた西田が長瀬とどのような父子像を見せるのかに注目だ。

 西田は「長瀬くんとは、長瀬くんがまだ10代のころ『竜馬がゆく』というドラマで共演したことがあって。そのとき驚いたのが表現者として一番大事な目力を持っていたこと」と回顧。「長瀬くんと共演すると自分も刺激を受けることが多いんです。素晴らしいポテンシャルを持った役者なので、今回もいいキャッチボールができるんじゃないかと期待しています」とクランクインを心待ちにしていた。

(提供:オリコン)
来年1月スタート金曜ドラマ『俺の家の話』に出演する(上段左から)井之脇海、桐谷健太、永山絢斗。(下段左から)平岩紙、西田敏行、江口のりこ (C)TBS
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