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松本穂香、称賛され照れ
 女優の松本穂香が1日、映画『君が世界のはじまり』公開記念オンライン舞台あいさつに出席。共演しているロックバンド・NITRODAYのボーカル・ギターの小室ぺいから、撮影でのギターアクションを褒められて照れる場面があった。

【別カット】松本穂香&中田青渚らが出席したオンライン舞台あいさつの模様

 同映画は、ふくだももこ氏の原作を脚本家・向井康二氏が再編。ふくだ氏は、デビュー小説『えん』が、すばる文学賞佳作を受賞し、映画監督としての顔も持ち、松本とは『おいしい家族』(19年)でタッグを組んだ。その『えん』と『ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら』の2作品を向井氏がひとつの青春物語に完成させた。

 オンラインでの舞台あいさつには松本と小室のほか、中田青渚、片山友希、金子大地、甲斐翔真、ふくだ監督が出席した。キャスト、監督陣も最初は緊張した様子を見せていたものの、すぐに慣れた様子で和気あいあいとした空気に。モニターがつながっているテアトル新宿劇場内の様子をみながら、「すごい!」(ふくだ監督)「(場内の様子が)結構見える!」(甲斐)と口々にコメント。松本は「オンラインでの舞台あいさつはみんな初めてなので探り探りですけど、楽しめたらいいな」と呼び掛けたほか、スクリーンに表示された登壇者らが1人ずつあいさつした。

 撮影は去年の11月に行われていたという本作。撮影当時のエピソードを聞かれると、松本は「関西の人が多かったので、合間も関西弁で話してました」としみじみ振り返った。それを聞いた中田が「今日もまた関西弁にしよう」などと、大阪が舞台である本作にちなみ提案。出演者も関西出身の人が多く、ネイティブな関西弁が飛び交う中、ひとり東京出身の甲斐は「関西弁大変だった…」と本音をポロリ。その一言に、ふくだ監督からは「エセ関西弁(笑)」という愛のあるツッコミで笑いを誘った。

 劇中でも大事なシーンとなる、閉店後のショッピングモール内で行われた撮影については、松本は「楽しんでやってました。それが画面にも出てるんじゃないかな。きっとみんなが一度はやってみたい、と思う憧れのシーンでもあると思います」と撮影時の思い出を明かすと、甲斐も「あそこはみんなが感情を爆発させるシーンでもあるから、体力的にも大変だった…。でも達成感はあったかな」としみじみ。金子が「片山さんが一番楽しそうに暴れてたよね」と一言。その言葉に片山は「時々自分でも感情が抑えられなくなるから、それがちょうどあのシーンだったのかも」と冗談交じりに語った。

 さらに、モールに置かれていたバンドセットを用いての撮影ということで、現在ロックバンド・NITRODAYのボーカル・ギターとして活躍する小室から「松本さんのギターアクションが、すごいかっこ良かった」とお墨付きのコメントが飛び出すと、松本が「いきなり褒められた(笑)」と照れる一幕も。

 時折、劇場内の人々に向かって「起きてる?(笑)」と言いながら手を振ってコミュニケーションを取るふくだ監督は、原作者として、そして監督として「登場人物全員、どこかしら自分の中の何かを入れ込んで生み出した子たちです。彼らのどこかに共感してくれたら」と作品に込めた思いを告白した。

 松本も「本当だったらお会いしたかったですし、オンラインになってしまって寂しいとも思いますが、このご時世に劇場まで来てくれて本当にうれしいです」と笑顔を見せた。続けて「うまく言えないけど…、きっと一人ひとりが優しい気持ちになれば世界はもっといいものになると思うんです。この映画を観て、少しでも優しい気持ちになってくれるといいなと思っています。映画には人の気持ちを温かくしたり、日々を豊かにできる力があると信じています。ぜひこの映画を楽しんでください」と締めくくった。

(提供:オリコン)
松本穂香らが出席した映画『君が世界のはじまり』公開記念オンライン舞台あいさつ (C)2020『君が世界のはじまり』製作委員会
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