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やまと、大学時代の夢は外交官
 YouTuberクリエイター・コムドットのリーダーであるやまとと悠馬が26日、都内で就活生向けイベント『クラゲの見つけ方』を開催した。就活生750人を前にやまとが講演、悠馬が弟の就活をきっかけに制作したという応援ソング「クラゲ」をパフォーマンスした。

【全身ショット】爽やかな白のセットアップの悠馬とおしゃれなGジャンで登場したやまと

 タイトルにもあるクラゲを「自分のなかにある個性」だと捉えたというやまとは「自分の個性を正しい場所に持っていって必要な条件をそろえることで個性の種が花を咲かす。これをできるか、できないかで大きな差ができるのでは」と熱弁をふるい、自身も大学時代はまったく違った職業を志していたことを明かした。

 海外ドラマ『24-TWENTYFOUR-』を観て外交官に憧れたというやまとは上智大学在学中に米・ワシントンDCで政治を学ぶプログラムに参加。必死のアピールで選考をクリアし、現地ではジャーナリスト、政治家や外交官と交流してみると「話をきくなかで『あれ?全然違うわ』。あのときの衝撃は忘れられない。外交官という仕事が悪いのではなく仕事の性質と僕の持っている性質の相性が悪いと直感で思った」と回想。

 「外交官は、ひとつの政策を決めるとなった6、7年かけて偉い人と話したり投票をとったりした上でひとつの大きなプロジェクトを着地に向かわせる。僕にとっては魅力を感じなかった。その瞬間にすぱっとやめようと思った。帰って『やばい、夢がなくなった』と。なにをしよう。俺はなにものなのかと謎の哲学入っちゃう時期で…まずいな、と」と迷走していたそう。

 そこで、高校時代の水球部の先輩と食事をした際「『やまとってなにをしてるときが一番幸せ?』『今までもらってうれしかった言葉は?』『誰といるときに自分らしくいられる?』と質問をされて…最後に『やまとのなかで答えは出てるからそれを考え直して進んだりいよ』と。僕に対してコーチングしてくれていた。自分はどういう人間なのかを客観的に引き出してもらってた。そのときにしてもらった質問で出た答えが自分という人間を把握するときにすごく使えた」と自己分析に役立ててたという。

 過去の経験から「主体性を持って自分から積極的に取り組むこと」が得意だと気づいたというやまとは「自分の属性をいかせる職業だと思った」とYouTubeの道へ。スピード感や主体性が自分の性に合っていたとしながら「これはマジで楽しい。自分のなかで個性が爆発した」と手応えも。「自分という種をどこに植えるかを正確にとれた。あのときに自分という人間を掘り下げてくれた先輩に感謝。あのタイミングで自分という人間を知ることは重要だった」とターニングポイントを振り返った。

 このほか、イベントでは就職や自分の個性に悩む観客からの質問にやまとが熱心に回答したり、「クラゲ」MVプロデューサーである小島翔太氏との対談コーナーも。最後には悠馬も登場し「僕の弟が就活生で、大変そうにしていて悩んでいたのでなにか背中をさすれる曲、人生の岐路に立つ人たちに歌えたら」と「クラゲ」を生歌唱した。

 悠馬いわく「クラゲは昼間はビニール袋のようだけど…で、夜に水族館で見ると美しく視点を変えると美しく見えるものをイメージしてこの曲を書かせていただきました」と思いを込めた。「就活という機会でこれからの人生のクラゲを見つけていただければ。辛い時期だろうけど本当にいい機会だと思うので頑張ってほしい」とエールを送った。さらに「悠馬にとってのクラゲは?」とやまとから聞かれると「僕のクラゲはコムドットという仲間かな」と得意げに応じて拍手を浴びていた。

(提供:オリコン)
『クラゲの見つけ方』イベント開演前取材会に出席したコムドット(左から)悠馬、やまと (C)ORICON NewS inc.
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