【オリコンニュース】
チキンをめぐる母娘の大騒動を描く
 フランスのとある郊外で巻き起こる、チキンをめぐる母娘の大騒動を描き、「第76回カンヌ国際映画祭」(2023年)Acid部門選出、「アヌシー国際アニメーション映画祭2023」長編アニメーション部門で最高賞クリスタルを受賞、さらに「第49回セザール賞」最優秀アニメーション作品賞にノミネートされた映画『Chicken for Linda!』が、『リンダはチキンがたべたい!』の邦題で、4月12日より新宿ピカデリーほか全国で公開される。

【動画】アニメーション映画『リンダはチキンがたべたい!』予告編

 昨年行われた「第36回東京国際映画祭」アニメーション部門での日本プレミア上映でも笑いと涙で観客を包み込んだ珠玉のフレンチ・アニメーション・コメディ。

 予告編は「パプリカ・チキンをつくろう パパの得意料理」という少女の願いから始まる。物語の舞台はフランスのとある郊外。主人公の公営団地に暮らす8歳のリンダとその母のポレット。勘違いで叱られたリンダは、間違いを詫びる母に、亡き父の得意料理「パプリカ・チキン」を作ってほしいと懇願する。ただ、そこには大きな問題が…。なんと、その日はストライキで街のお店はどこも休業中。果たして2人は思い出のチキン料理を食べることができるのだろうか?

 チキンを求め奔走する母娘が養鶏場に行くもあっけなく断れてしまう。しかし、頑固な2人は決してあきらめない。チキンをめぐる母娘のクレイジーなドタバタ劇は、やがて警察官や運転手、団地の仲間たちを巻き込み大騒動に発展する。

 カラフルでスウィートな映像、笑いと涙のあいだを自由自在にかけめぐる物語、そして登場人物たちの爆発的に愛らしいアナーキーでコミカルな魅力が詰まった予告編となっている。

 鋭く繊細な実写映画的な演出と、描線の筆遣いが活き活きと残されたワイルドで大胆なアニメーションを生み出したのは、気鋭の映画作家キアラ・マルタ(『Simple Women』)とアニメーション作家のセバスチャン・ローデンバック(『大人のためのグリム童話 手をなくした少女』)。プライベートでは子を持つ夫婦である2人がタッグを組んだ本作では、ユーモアといたずら心、そして詩的な表現で、こどもの視点からこども時代を語り、唯一無二の映画体験を提供する。



(提供:オリコン)
『リンダはチキンがたべたい!』(4月12日公開) (C)2023 DOLCE VITA FILMS, MIYU PRODUCTIONS, PALOSANTO FILMS, France 3 CINEMA
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